キッスの最後のツアーに行きました。

もう2年くらいやっているフェアウェルツアーですが、やっと大阪に来てくれました。ウドーの先行予約でチケットとったらスタンドだったので、がっかりしたのですが、大阪城ホールだったら、10列目より後ろだったら、アリーナよりスタンドのほうがよかったかな。(負け惜しみか)

スタンドだし、、、ということで、今回は息子を連れて行きました。びっくりしつつも、結構喜んでいました。半分「マジックショー」だと思っていたようです。(^^;;


セットリストはおなじみのデトロイト、ジュースではじまり、20年以上前の名曲を次々と演奏しました。最初はちょっとうるうる来てしまいました。アンコールでは、お客のリクエストにお答えして、パラサイトシーなんかをちょろっtやったりしていました。

前回のツアーのときは、ジーンシモンズの元気がなかったのですが、今回は元気満開で、ほんとに「よくはたらくなあ」という感じでした。ファイアハウスの火ふきや雷神の血みどろでは、あまりにもおどけるので、笑いがおこっていたくらいです。(さすが、大阪人、本人達には聞こえないにしろ、客がツッコミをいれていました。)息子は

「あの人、いっぱい血吐いていたけど、どないなってんのやろ」

というので「元気そうだし、大丈夫よ」といっておきました。ははは。

花火は室内にしては、かなり多いほうだったとおもいます。スタンドも結構息苦しい感じでした。

ポールスタンレーがやたら、変な日本語を連発していました。一番ウケたのは、日本人の電話のマネです。「とぅるるるる・・、がちゃ。はいっ。はいっ。」というものなんですが、外人からみると、とっても変な感じなんでしょうか。

どの公演でも言っているのですが

大阪が今までで一番最高

だそうです。

エースのギターも、前のツアーに比べると、かなり良かったです。例のギターソロもやりました。このギターソロは、私は高田君のギターソロで中学高校さんざんきかされたものなんですが、今考えると、高田君も他人のギターソロを完こぴするなんて、変なやつ。(^^;

ピータークリスはギャラが少ないといってもめて、結局エリックシンガーがピーターのメイクをして、ピーターのかわりにボーカルもとりました。(ピーターは、ギャラが少ないといって、ごねて、結局ギャラも栄光も捨てたわけです。ピーターのファンには悪いけど、私、個人的にはピーターはこなくてよかった)とても上手な「ピータークリス」で、結局全体の曲の感じがとてもよくなっていました。ドラムに表情があるし、パワフルです。

ただ、

ちょっとテンポ遅いかなとおもいながら始めた曲でも、エースのギターソロになると、決まって、アップテンポ(走る)になっていたのはなぜでしょう?偶然?それとも???

パンフレットも3000円でかなり豪華でした。今までのキッスの変遷のページもあったりして、3000円は安いかも。ジェフベックとかと比べると、かなり良いです。

最後に、客層ですが、、、

スタンド席だったせいかもしれませんが、

私のまわりに私より年下の人は見えませんでした。少なくとも、50人くらいはみましたが、皆40歳以上にみえました。50歳以上の方も結構いらっしゃいました。あと、子連れが割と多かった。おじんおばんパワーおそるべし。それが全員スタンディングで踊っていました。スタンドでさえ、皆立っている。しかも、歌っている。

ポールが

「みんなのおかげで、ココまで来た。少年のころは、日本にくるなんて思ってもいなかった」

という話をしたとき、みんな、じーーーん(しもんず)と来ていました。

キッス、青春をありがとう。