個人的な好みのプレーヤーたち

大好きなアーティストを御紹介します.


ギタリスト

ギタリストというだけで株を上げてしまう私.(^_^)/ なんで,ギターひくひとって あんなにかっこいいんでしょうか?? 好きな人順にご紹介します.

Jeff Beck

一時はフュージョンギタリストなんて言われたこともありましたけど, 彼は生粋のロックギタリストだと思っています. いかにも「どうでもええっ」って感じで,2度と同じプレイはできんぞ,常にアドリブじゃいっ ,という姿勢が いいっ.彼はコンポーザーとしての才能はあまりないような気がします. ジェフベックグループ時代の彼のアルバムって 大抵「これはいい!」という曲が一つのアルバムに1個か2個しかなかったりします. でも,その1個か2個がとんでもなくかっこいいのです. 彼のエピソードとして, ヤードバーズ時代に腹が立って窓からギターやらアンプやら投げたとか, ローリングストーンズのギターオーディションにでかけていって落ちたとか, (この人は自分がなんなのかわかっていないのか?それともしゃれだったのか??) ボコーダーをやりすぎて頭が変になったとか. 最近の彼のアルバムはどう考えても秀作と呼べるものがありません. 相変わらずギターはうまいのですが, 何をかんがえているのか歌を歌ってみたり. 成功したロックミュージシャンが富豪になって 単なる芸能人になってしまうことが多い中, 彼はいつまでたってもロールしているロックミュージシャンだなあと思います.

Joe Perry(Aerosmith)

この人のセンスといい,見栄えといい,ほぼ私の理想といってもいいです. 私はメタル系より布系の人の方が好きなのですが, ジョーのターバン姿(最近はやらないみたいだけど),あのターバンを ふりふりしながら弾くギター,エアロビ家族に鍛えられたしなやかな肉体. そして,あの印象的なギターリフ. 大阪公演最初の曲ナインライブスでギターソロにはいったときの あの感動!ジョーがソロにはいったとたんに観衆がをぉーーーーーっと ざわめきました. ジョーは曲作りもすごくよくて, すごく単純な進行の曲でもめちゃかっこよくする術を持っています.

Ritchie Blackmore

日本人の昔から持っている感性を刺激するギタリストだとおもいます. ワンパターンなのかもしれないけど, どのフレーズをきいても,「あっ,リッチー節だ」と思うようなギターです.


ボーカリスト

ギタリストは単にミーハーに好きになってしまいますが, ボーカリストはその歌唱テクニックとかで好きというより,尊敬してしまいます. ボーカリストはシャウト系と,聞かせ系にわけます.

シャウト系

Paul Stanley

この人はとにかく練習しまくっているというのがありありとわかるボーカルです. 歌うことが好きで根気もあってまじめって言う感じです. 他のロックミュージシャンのようにドラッグで摘発されるなんてことは 彼に限ってあり得ないのではないでしょうか? 私は彼のライブをあまりみていないのですが, ライブでちょっとでも音がはずれるということは今までないのではないでしょうか? 中学のときから彼のボーカルをコピーさせられましたが, 当時私はキーが高くてちょっと歌いにくかったのですが, 最近,私もボイストレーニングもしないまま,おばさんになり, 声もおじさん化してしまったため,ちょうど良くなった感じです. でもポールスタンレーのほうはずっとトレーニングをつんでいるので どんどん音域は高くなっているようです.

Rod Stewart

ハードロック系ではないのですが, いかにもプレイボーイな歌い方をします. それがわかっていながら,ノセラレル女たち. 私もその一人. 強く歌いながらわざときよわ〜に歌って,女心のツボをついてきます. 最近どうしているのでしょうか? 一時は大富豪になったような気がしたのですが.

Sammy Hager

この系統のボーカリストとしては,彼の歌のうまさというのは飛び抜けているのではないでしょうか? まず,声量に余裕があるので,ダイナミックレンジが広く,表現が豊か. しっかりした音程.バンヘイレンが彼中心の曲を作らざるを得なかったのがわかります.

聞かせ系

Fredie Mercury

私が最初に好きになったバンドクイーンのボーカリストです. 彼は,スタジオとライブとでは雲泥の差があるほど,歌にムラがあり, 私は最初に彼のライブビデオを見たとき, 「これ以上聴きたくなーい」と思ったものでした. スタジオでかなり無理をしたというか,お化粧したボーカルを作っていたためでしょうか. なにかのインタビューのとき,彼がコーラス部分の説明をするために 鼻歌的にコーラス部分を歌ったことがあり,音程ははずれていたのですが, なんの効果をかけなくても,えらいきれいな音を出す人だとおもった覚えがあります. 彼は,歌の歌い方にかなり無理をしていた人で, 年々ボーカルに冴えがなくなり,おっさん化していきました. もともと,彼はゲイではなくおかまだったのですが, 世界に捧ぐあたりからゲイに転向し, 声も一気におっさん化してしまい,私も興味がなくなりました. 声としては,1枚目から3枚目あたりまでの彼のボーカルは最高です. 特に輝ける7つの海というシングルのB面にはいっていた, What a fool I've beenは彼のおかまとしての魅力満載です. (残念ながらシングルのみ,アルバムにははいっていません) すっかり,興味をなくしていたフレディだったのですが, 実質的に最後となったアルバムのイヌエンドゥは, 一体こんな実力をどこに貯め込んでいたのかと思うような すばらしいボーカルを聴かせてくれています. 曲もジャズからそれまでの単にコマーシャルで アルバムにもなんの一貫性もない, 本人たちの主張もない作りではなく,イヌエンドゥは どの曲にも主張があり,それらが全体を通して 話になっていて 私はこのアルバムはオペラ座の夜,華麗なるレースの 完結版とみています. (CDレビューみたいになってしまった) それはフレディのボーカルが最後に放った光だったのかも.

Gino Vannelli

すっかり姿を消してしまったカナダのボーカリスト,ジノバネリです. 確かに晩年の彼のボーカルは「これ一体だれ?」ってなかんじでした. 多分,長期間休んでいたんでしょうね. ボーカルというのはトレーニングすれば,際限なく 音域が広がり,音程もしっかりします. そのかわり,休めばもとにもどるのに,倍以上かかります. それにほっておくと,どんどんへたくそになり, 声もでなくなり,ちょっとしたことで 喉をやられたりします.(わたしです) 彼がトレーニングをつまずにボーカルがへたくそになっちゃったのはすごく残念です. 最初のGino Vannelliの文字をクリックすると彼のオフィシャルページにリンクします. そこで彼の若い頃のボーカルをきいてみてください. テノール歌手のようなごっついボーカルを聴くことができます. 声質はワム!のジョージマイケルに似ています.

Joe Lynn Turner

この人,実はリッチーのバンドでしか知らないんですけど, リッチーはほんまに歌のうまい人をみつけてきたなあと感心したものです. 歌のうまいボーカリストをみつけると そのバンドの質がいっきにポップ化してしまうんですよね. ボーカリストの実力にあわせてしまうのです. バンヘイレンもそうでした. ポップ化が良くないと決めつけることはないとおもいます. それだけボーカリストに実力があると言うことだと思います.


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